動画コマースに向けて色々考えたり試したりしています!

動画コマースに向けて色々考えたり試したりしております!

以前にGINIという動画ECアプリを取り上げてからというものの、私の中では動画ブーム到来なのです。
動画撮影・編集から始まる音声収録にいたるまで猛勉強の日々です。(新しい玩具で遊んでいるだけともいう)

デジタル一眼レフカメラに動画撮影モードがついたのがNikonのD90という機種が初めてだったと記憶しておりますが、D90が発売したのが2008年。
その頃から今後はスチールカメラマン(静止画・写真のカメラマンという意味)も動画撮影が出来ないと仕事がなくなると言われていました。

そんな業界大激震があったなか、私はまーったく動画に興味がありませんでした。
何故かというと自分自身動画をほとんど見なかったということと、動画を見ること自体が敷居が高くて時間がかかるものだと感じていたからです。

そもそも動画コマースなんて全く意味が無いと思っていたのです。

動画コマースが来なかった理由

今まで動画コマースが来ると何度も言われたのに流行らなかったのには色々理由があるのでしょうが、私が思うのは以下2点です。

  • かっこいい・質の高い動画を見せることが販売意欲が向上するというのが勘違いだった
  • 動画を見ること自体が敷居が高かった

外部ページ:アパレルECでWEAR、Virtusize、VAULTが提案する次世代のオンライン商品選択の姿【Eコマースコンバージョンラボ】

上のページで動画を利用したECサイトVAULTの紹介で「ユーザーの感性を刺激する質の高い動画をどれだけそろえられるか、が重要なポイントとなる」と書かれていたが、実際はそうだったのでしょうか?
全く意味が無いとは言いませんが、質の高い動画を理由に買うかというとちょっと・・。

「質の高い動画を見せれば売れるでしょ?」という考えは動画コマースを実践していくうえでよくある考え方で、みんな目指していたはずです。
ですが現在動画コマースは流行っておらず、国内の成功例がないことから結果的にはそこが重要ではなかったと感じています。

わざわざクリックして見るのは敷居が高い

そもそも動画を見るのは少し面倒だと感じませんか。

写真のいいところは「見よう!」と意気込む必要もなくサーっとスクロールしていくなかで気になるものだけを見れるところだと思うのです。
しかし動画は再生ボタンをタップ・クリックしなくてはいけない、この一手間が意外に大きく動画を見るのを躊躇してしまいます。

動画コマースの成功には写真の手軽さが動画にも必要なのではないでしょうか。

動画コマースが今後来るかもしれないと思う理由

最近SNSで動画が自動再生されるのをちょこちょこ見かけるようになってきましたよね。

FacebookやTwitterはPC・公式アプリ両方で動画が自動再生されます、Instagramはアプリのみですが動画が画面に入ると勝手に再生されるようになっています。
みなさん、気がついていますでしょうか。

とても自然で気にもとめていなかったのですが、今思うと案外凄いことなんじゃない?と思うのです。
これって知らず知らずのうちに動画を写真と同じように見ていたってことだと思うのですよね。

見たいと思えばそのまま動画を表示しておけばいいし、見たくなければどんどんスクロールすればいい・・・さっき説明した写真の良い所そのままじゃあないですか!

「動画を見るのはちょっと面倒だな・・」と思っていたのにいつの間にか動画を流し見するのが当たり前になっていたのです。
こうなってくると「動画を使わないのはもったいない」と、思いませんか?

GINI風に動画を撮影・編集してみました

前のブログで取り上げた動画コマースアプリのGINIですが、実際に自分でも試してみました。
それがこちら。

動画を再生するには、videoタグをサポートしたブラウザが必要です。

240x320pxでデータサイズが599KBのmp4ファイルです。
PCでは自動再生されると思います、iPhoneなどのモバイルはブラウザでの自動再生が対応されていないようです。

さて、いかがでしょうかGINI風になっていますでしょうか?
やはり動画だと、ボトムスの動きがある感じがよくわかりますね。

というわけで実際に動画を撮影・編集してみてそこそこ使えるんじゃないかなと思っていたわけですが・・・ブラウザで見ると若干暗くなってしまうんですよねぇ。

iPhoneとかだと普通に綺麗な白なんだけどなぁ。
PCでもブラウザ以外だったら綺麗な白になっているし・・ここが少し問題ですね。

今後色々と調べていきたいところです。

モデル撮影も再開しましたので、同時に動画撮影のご要望もお待ちしております!

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