イメージ写真は「背景素材」でシチュエーションを演出!
商品撮影をスタジオで撮影しているとどうしても「白背景」になりがちで写真がマンネリ化していきますよね。
そういう時は「イメージ写真」です!
参考ブログ:「集合カットでワンランク上のショップへ!」 撮影例と依頼方法
イメージ写真を使う目的の1つに「商品を実際に使っているところをイメージさせたい」ということがありまして、そんな時には実際に使っているシチュエーションで撮影をしてあげたいわけですよね。
でも毎回ハウススタジオで撮影するとか、雰囲気の良いカフェを借りるとかするわけにもいかないので・・そういう時は「背景素材」を用意することで色々なシチュエーションを演出して撮影をするわけです。
こういったイメージ写真はバナーなどショップのアクセントによく使われますがもちろん通常の商品ページに使う事もできます。
商品の詳細ページは白背景がよく使われます、それは商品を一番プレーンにわかりやすく見せてあげられる為ですが、雰囲気重視のショップにとっては背景素材を使った写真を詳細ページに使うことも悪くはないと思います。
その場合は背景素材をころころ変えるのではなくある程度統一感を持たせるなどの配慮は必要でしょうね。
背景がころころ変わるネットショップは結構見づらいと思うので・・。
さて、本日は今のところ保有している背景素材をご紹介していこうかと思います。
背景素材「背景紙 バックペーパー」
まずは商品撮影の基本「バックペーパー」。
いわゆる撮影用の背景用紙でサベージやスーペリアが有名ですね。
「白背景になりがちでマンネリ化してしまう」と先ほど言いましたが、単色のペーパーでもライトでグラデーションを作ってあげたりすると動きが出て良いですよ!
さて、私が保有しているバックペーパーですが以下の4色です。
- ピンク
- 緑(クロマキー合成用?)
- 黒
- 白
サイズはサベージだと標準サイズ(フルサイズとか言う人も)が2.72mで、ハーフが1.36m。
一番幅広のワイドで3.55mとかありますね。
持っているのはロケにも便利なハーフのみです、人物の全身撮影にはちょっと厳しいサイズですねー。
Amazonでもバックペーパーって売っているんですねぇ、見てもらうとわかりますが色数が沢山あります。
背景素材「色画用紙」
上にあげた背景紙のように大きくはないのですが色画用紙なんかもよく使いますよね。
結構硬い素材なので背景素材としては結構使いやすい、そのうえ表面がちょっとざらついているのでグラデーションで表情を出してあげるのもなかなか綺麗です。
緑2枚しか今のところはありませんが、今後増やしていきたいですねー。
こうやって被写体を置く台と背景で使う緑を変えてあげるとまた違った奥行き感が演出できますよね!
背景素材「加工ベニヤ」
- ウォールナット風 ベニヤ
- 白塗装 ベニヤ
こちらお客様と一緒に塗装&焼入れをした逸品でございますw
これが結構便利に使わせてもらっていまして、ちょっとした加工でぐっと雰囲気が変わりますよね。
オーガニック系の商品での出番が多い背景素材ですねー。
ナチュラルな雰囲気を出したいときに是非!
背景素材「アクリル板」
- 乳白アクリル板 小 中
- >黒アクリル板 小
アクリル板はクリア面とマット面があってそれぞれ違う雰囲気が変わるので面白いですね。
特にクリア面を使うと商品したに写り込みを綺麗に作ることができます。
写り込みも白と黒ではちょっと雰囲気が違うのがわかるでしょうか。
この使い分けもなかなか面白いですよ!
背景素材「デコラ(化粧板)」
テーブルやカウンター等の天板として使われている高圧メラミン化粧板「デコラ」ですが、撮影にもよく使われます。
それこそ家にあるようなテーブルの天板もあるし、この写真のように黒で反射が入るものも売っていてかなり種類豊富です。
固い上に曲がるのでこのように曲げて使うと繋ぎ目のない背景を作ることも出来て便利です。
黒の反射有り(マット)しか今は持っていませんが、木目調等も使い勝手が良いので色々と欲しいところですねぇ。
どちらかというとツヤがあるものが多く、ただの板よりも高級感があるものが多いです。
ちなみに、以前ブログで紹介したアイロンの写真もこれ使って撮影しました。(といっても結構昔ですが)
光の反射がなかなか印象的ですね。<
〆
まだまだ保有している背景素材が少ないので対応できないシチュエーションも多いのですが・・今後増やしていくつもりですので是非期待してください!
この中にない場合でも「こういう素材ってない?」と聞いていただければご提案しますし、実費になってしまいますがご用意いたしますのでお気軽にお問い合わせいただければと思います。
今後の理想としては壁紙やフローリングも用意して部屋を作れるようになることですねw
レンガ調の壁も壁紙で作れるし、今は色々なフェイク素材がありますからねー。
スタジオに部屋を作ってしまうような撮影は「建込みセット」と呼ばれるのですが、ちょっと大掛かりになるのでスペースが大きい場所でないとできないんだよなぁ・・。
一室作るほどではなくともちょっとした壁と床を組み合わせられるようにはなりたいところですね。
まぁそういうのはそのうち・・・。
いや、近いうちに。
頑張りますw