実例!「商品撮影のプロが撮るとこうなるよ」を紹介します
私はYoutubeに商品撮影について動画を投稿しているのですがそこでこんな質問コメントをいただきました
何度かやり取りをしているうちに「面白そうな題材だ!」と思ったので実際に購入し商品写真を撮影してみることにしました
こちらの写真がコメントの方が撮影したもので実際に商品ページに掲載されていた写真です
この商品写真をみて
- 全体が赤くなっていることからホワイトバランスがきちんと設定できてなさそう(おそらく無彩色の商品)
- 被写体が歪んでいそう
- テカリが強くその他の部分が黒くなりすぎて被写体の形や素材感がわからない
- ピントの位置が奥側になっている
と思いました
実際に商品が届いて見てみると、やはり無彩色の商品でした
テカリも強くなく写真では鏡面仕上げのような印象を受けましたが結構マットでサラっとした質感でした
というわけで実際に私が撮影した商品写真が右です、比べやすいように並べて配置しています
左では見えていなかった素材感がわかるようになったことで、異素材の組み合わせてできていることがわかるようになりました
上の部分がサラッとした素材なのがなんとなくわかっていただけるのではないでしょうか
後気をつけたところは・・
- 被写体を歪ませず形をきちんと伝える
- 色と質感がわかるように
- 結構複雑な形をしているのできちんと伝わるように
- 被写界深度合成で全体にピントがあった状態に
実際の被写体がどんな形・質感なのかがわかっていただけるように撮影できたと思います
Youtube動画
Youtubeでは撮影方法や箱・ケースの撮影についても触れていますので興味を持たれた方は是非観てみてください!