BASE新サービス「無料商品撮影サービスが始まった」
本日のプレスリリースを見て「お、やっときたな!」という思いでしたw
STORES.jpにあってBASEになかったサービス「無料商品撮影サービス」がBASEでも始まることになったようです。
- プレスリリース:30秒でネットショップを作ることができる『BASE(ベイス)』、カメラマンによる商品撮影サービスを無料でスタート
- 公式サイト:BASE「商品撮影サービス」
BASEとSTORES.jpの違い
両方共無料であることは同じ、サービス内容自体もほぼ同じで個人的にはどっちでもいいんじゃない?と思うところですが簡単に違う部分をあげてみます。
BASE
- 撮影枚数は1商品につき3カットまで
- 撮影してくれる商品数は10個まで
- 「イメージ撮影」っぽい?
STORES.jp
- 撮影枚数は1商品につき「複数カット」臨機応変に変化するようだが、3・4カットがいいところ?
- 撮影してくれる商品数は5個まで (プレミアムプランだと20個まで)
- 商品とニュートラルに見せる撮影方法
その他、両方同じ条件の項目
- リピートは3ヶ月間をおいてから
- 50cm以内の立体物のみの撮影となっているようです。
- どういう写真にするかの指定はできない
- 無料
50cm以内というと撮影台やライト類は据付型でしょうか?
据え付けでなくとも、自由度はあまり高くはなさそうな印象ですね。
ページを読んでいる感じモデルやマネキン・トルソー撮影はなさそう。
洋服関係は多分平置き撮影でしょうね。吊りになるとかなり時間かかるので・・・w
STORES.jpよりもBASEのほうが後に作ったサービスとなるので、結果としては商品数が10個と若干良い条件になっているような感じがしますね。
でも、BASEは撮影例が1枚だけなので全くどういう写真になるかがわかりませんね。
まぁ・・・無料なのでどうでも良いのかもしれませんが。
STORES.jpの撮影例のほうは切り抜きされた状態のようだけど、切り抜きもやってくれるのかなぁ。
やらないだろうなぁ・・・大変だからなぁw
どちらにせよ、実際にどういう写真が納品されてくるのか見てみたいところですね。
気になるなぁ。
〆
さて、こういう無料サービスが始まると同業者のカメラマンは「俺たちの仕事が減る!」とか言い出しそうですよねw
でもね、私はそうは思っていないんです。
無料のサービスには制限がつきものですよね。
BASEやSTORES.jpの無料撮影サービスでも色々な制限がありました。
文章で見えない所にも、ある程度固定の撮影セットで撮影するだろうと思うのでその商品にあった写真となるわけではない・・・かもしれない。
撮影枚数に関しても多いわけではないし、「この商品のこういう所を見せたいのに!」と思うこともあるかもしれません。
私はこういう無料サービスを使った上で「もっと写真の枚数を増やしたい」や「この商品はココが特徴なのに!」と思う方達(ネットショップ)のお手伝いをさせていただきたいと考えています。
正直、商品写真に対する知識や意欲が少ない方はとても多いのでは?と思っています。
「写ってればイイんじゃない?」と思われる方が未だに多いのが現状なのではないでしょうか。
なのでこういう無料サービスの利用を機に、もっと商品写真について考えていただきたいのです。
もし自分がネットショップで商品を買おうと思った時に薄暗い緑がかった写真で「買いたい!」と思いますか?
商品がグチャグチャの状態で撮影された写真を見て「商品の扱いが雑だなぁ・・やめとこうかな」とか思いませんか?
商品写真に対する意識が向上する、これはカメラマンとしても嬉しい事です。
無料商品撮影サービス、ご利用になられてみてはいかがでしょうか。