靴の撮影方法あれこれ
またロコンドで靴を買いました。 折角なので靴の撮影方法・見せ方をいくつかご紹介しようと思います。
上の写真では左の大きい写真をメインカット(商品一覧等にも載せる一番重要な写真)として
- 左横
- 右横
- 靴裏
- 真正面
- 真裏
- 揃えて 真上
- 詳細アップ x 2
横や真正面等は左足でのみ撮影をしていますが、ショップによっては両足で撮影することもありますね。
カット数は結構多めでしょうか、でもこのくらいあると買う方としては安心ですよね!
近頃は靴裏にデザインが施されているものあったり、靴底がチェックで可愛かったり・・・色々と見せてあげられる部分は多いです。
やはり実際手にとって見れない分どういう商品が届くか不安なものです、安心して購入していただく為に詳細カットはある程度必要ですね。
( うちの撮影料金は1商品での料金になりますので詳細カットは低コストで撮影が可能ですよ!)
お客様が見たいと思っている部分を考え、撮影する。
「実物を手にとって確認できない」というデメリットを出来るだけ払拭することが商品撮影においては最も重要です。
胡散臭いと思わせてしまったら購入してもらえませんよね・・・。
さて、メインカットですが実は用途や商品の種類によって色々と撮影方法を変えると効果的です。
「両足を揃え 斜め」で撮影
両足を揃えた状態で斜めに配置して撮影したのがこちらの写真です。
オーソドックスな撮影方法で靴の写真では一番よく見るかもしれませんね。
コツはきちんと靴を揃えずに、若干開かせると動きがあって洗練された写真になります!
後、商品のデザインやヒールの高さによってカメラ位置の高さを変えるのも重要です。
「ハの字」で撮影
商品をハの字になるように配置して撮影したのがこちらの写真。
これはスニーカーよりもパンプスのようなヒールのある靴の撮影でよく見かけるのではないでしょうか。
ヒールの高い靴の場合はカメラの高さを下げてヒールを強調してあげるとインパクトもあり、ヒールを見せてあげる事もできるのでわかりやすい写真になります。
「片足立て ハの字」で撮影
先ほどのハの字に配置した状態で片足だけ立ててあげて撮影をしたのが、こちらの写真。
革靴やスニーカー、パンプス等でよく見かけますね。
この撮影方法のいいところは片足を立てた事によって靴の「デザイン」「厚み」「全体像」を見せる事ができます。
ヒールにはちょっと向いていない撮影方法です。
「両足揃え 真俯瞰」で撮影
両足を完全に揃えた状態で真上から撮影したのがこちらの写真。
これは厚みのない靴、サンダルやパンプス、バレエシューズとか多い撮影方法です。
サンダルは靴底にプリントがあったりして、そこがデザインの要であることも多くこういう撮影をすることによって目立たせてあげることが出来ます。
この4つが主な撮影方法でしょうか、他にもあるとは思いますが基本はこの形をアレンジしていく事になりそうです。
是非ご自分の取り扱っている商品に合わせた撮影方法をお選びください!
〆
余談ですが今回購入した商品、ショップに掲載されていた写真では見た感じ黒でした、届いてみると思っていた以上にネイビーが強く少し驚く・・。
商品名がネイビーだったので良いのですが、こういう事はよくある事だなーと再確認。
ちなみに今日の写真はある程度見たまんまに撮影できていると思います、ただし画面のキャリブレーションをしていないと完全に正しい色を出すことはできませんが・・。
ディスプレイのキャリブレーションが標準になってほしいものですね。