自分で商品写真を撮影をする時に知っておきたい4つの注意点

商品写真例・左は良くない例・右はいい例

 カメラマンの私が言うのもなんですが、撮影を外注する前に出来ることを今日は書きたいと思います。

 

このご時世ですから社内で商品撮影をしてる方は多いですよね。

参考に色々とサイトや本を読んではいるものの、うまくいかない事も多いと思います。

そこでここだけは注意して撮影してほしい、ということをいくつかあげます。

1.光が当たる方向

ここで必ずやってはいけないのは自分の影が商品に重なるような光の方向ですね。

部屋の天井についている蛍光灯で撮影する場合は影になりやすいので辞めたほうが良いでしょう。

(写真の左側がそうです)

 

→昼間窓の光を利用して撮影するのがお勧めです、直射日光ではなくレースを引いて撮影すると影も柔らかくなり綺麗です。

この時にレースをピンと張りムラを無くすとより綺麗。

 

2.レフ板を使う

光の当たっている方向の一番遠いところは暗くなります。 肉眼ではさほど違いが感じない場合も撮影すると結構差があるものです。

→そこでレフ板を使います、光を反射する「白いもの」であればなんでも構いません。 白い布でも紙でも、大丈夫。

大きめのダンボールにコピー紙を張り付けて使うくらいでも十分です。

 

3.カメラの設定

最低限「明るさ」と「ホワイトバランス」を自由に設定できるカメラを使う必要があります。

 

●明るさについては未だにカメラは誤動作を起こす事が多いのです、白いものが薄いグレーになることはよくあることです。

→そこで当たり前ですが、暗いと思った時には明るくしてあげる事が必要です。

意外にこの点がおざなりになっている方は多いと感じます、適性な明るさにするだけでも随分かわります。

 

●ホワイトバランス、こちらについても同じである程度はオートでやってくれるわけですがイマイチな事が多いです。

特に蛍光灯等、人工のライトが混ざると色がおかしくなります。

→ホワイトバランスについては「今どんな光で撮影をしているのか」をカメラに記憶させられる「プリセット機能」がついているものが良いでしょう。

 

といっても必ずプリセットで!とういわけではありません、その都度正しい色を出してくれる設定を選びます。

 

4.商品の形

実はかなり重要で、商品の形は販売している人の想いが如実に現れます。

商品を雑に置いている、皺だらけ、全くどんな商品だかわからない・・。

 

無感情での商品撮影は必ずお客様に伝わります。

→きちんと「どうお客様に見せたいか」「自分だったらどういう写真だと買いたいと思うか」「その反対にどういう写真だと買いたくないと思うのか」を考え撮影する。

 

ちまたで言われるような「照明を買う!」とか「レンズや絞りがどうの」とかは他サイトで散々見てきたと思うので言いません・・。

ただ「適性な明るさ・ホワイトバランス」で「商品のことをきちんと考えて」撮影する、それだけです。

 

正直ストロボ2個セット等買っても持て余すだけです、光を複数操ることは結構難しい事なんですよ・・・。

後は写真を切り抜く事でしょうか、ちょっとだけ誤魔化せます。

 

■今日の写真の解説

被写体:鍋敷き(2way)

撮影方法:真俯瞰

左:天井にある蛍光灯のみ

右:ストロボ1灯、切り抜き有り

今回の記事を後日よりわかりやすく書きましたので、ご紹介します!

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