iPhone・携帯電話のカメラは商品撮影に使える?


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携帯電話・スマフォのカメラ、とりわけiPhoneのカメラは奇麗に撮れると評判がいい。
では、iPhoneは商品撮影に使えるレベルの撮影ができるのでしょうか?

撮り比べてみる

iPhoneとデジタル一眼レフカメラでの撮り比べ

左から

  • iPhone4 (モデリングランプで撮影)
  • デジタル一眼レフカメラ (モデリングランプで撮影)
  • デジタル一眼レフカメラ (ストロボ光で撮影)

で、ほぼカメラ位置を同じにして撮り比べて見ました。いかがでしょうか。

「仕事には使い物にならないなー」と感じます。
あなたならこれを良しとしますか?

撮影セット

撮影セットはこんな感じです。

左上に写っているライトが箱の天面を照らしています。
もっと左のほうに左面を照らしているライトがあるのですが、ちょっと遠いので写真に入りませんでした。

後は右からレフだけですね。

モデリング・ストロボ

iPhoneはストロボの瞬間光に同調しませんので、ストロボは使わず常時発光しているモデリングランプを使いました。
デジタル一眼レフカメラでも同じ状態で撮影する為にモデリングランプでの撮影。

そして参考としてストロボで撮影した写真が並びます。

どこが駄目なの?

さて、「なんとなく良くない」と思った方もどこがどう良くないのかはイマイチわからないかもしれません。
「ここがダメ!」という所をあげてみます。

  • ゆがむ
  • 色がおかしい
  • 画質
  • カメラとしての使いにくさ

といった所でしょうか。

レンズが良くない

まず、iPhoneがよくない理由の一つとしてレンズがあります。
画質・色はCCD・画像処理エンジンの良し悪しもありますが、レンズの良し悪しも如実に出ます。

「ゆがみ」に関しては広角レンズである事が原因です。
これは「商品写真「立体感を演出する」必要性とは」というエントリの「レンズ・カメラ位置を工夫して立体感を演出する」でご紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。

広角レンズは広い範囲を写す為にあり、通常iPhoneで撮影をするときは風景であったり友達であったり、そういう時に最適なレンズとなっています。

商品撮影用としてはこういうゆがみは「商品の形がきちんと表現できない」のであまり使われる事がありません。
(イメージ写真では表現として使われることもあります)

さらにレンズがよくない

もうひとつ、iPhoneのレンズによくないところがあります。
それはムラがある事です。

白い紙などを撮影してみるとわかるかと思いますが、画面全体が同じ明るさでもそうは撮影できません。
色に関しても赤紫になったり緑になったり・・・これでは商品撮影に向いているとはお世辞にもいえませんよね。

これは固体によってある程度差があるのかもしれませんが、他の人が撮影したものを見ても感じるのは「中央部分が緑色になる」という事が多いんじゃないかなと思います。
他の携帯電話・スマフォについているカメラも似たようなものでしょう。

ちなみに以前ムック「LUMIX Phone極上活用ガイド」に記事を書かせていただいた時に使わせていただいたスマフォ「LUMIX Phone」はそういった部分はきちんと作られていたように思います。
あのスマフォはちょっと不便な部分はあるけれども、デジカメレベルの出来、でしたねー。

限界がすぐにくる

これはCCD(フィルムカメラでいうフィルムの部分) が原因だと思いますが、すぐに限界がきます。

モデリングランプはあまり明るい照明ではなく、暗い状態での撮影になりました。
日中の光のような場合には結構綺麗に撮影できるiPhoneでも、暗い状態では色が悪い、画質が悪い、という写真になりがちです。

カメラとして使いづらい

「プロカメラ」というアプリを使っているので結構使いやすくはなったのですが、やはり使いにくいですね。
・明るさ・WB調整がまだまだやりづらい
・ストロボが使えない
こんなところでしょうか、当たり前ではありますがまだまだカメラとは呼べませんね。

参考:プロカメラマンが使うiPhoneカメラアプリは何がいい?

デジタル一眼レフカメラでも照明によって差が出る

iPhoneとデジタル一眼レフカメラでの撮り比べ

先ほどと同じ写真ですが「真ん中」と「右」の写真は同じカメラで撮影されているものです。
ですが、ちょっと違うと思いませんか?

商品が「若干赤くなってしまっている」のと「ストロボのほうがコントラストが高くシャキッとした写真になっている」のがわかりますでしょうか。
ディスプレイによってはあまり差は出ないのかな・・・どうだろう。

赤外線の影響で赤くなってしまったのでしょうか、ストロボにも確か含まれていたかと思うのでモデリングランプはより強いという事でしょうか?
これに関しては素材によっても影響が出る出ないがあるので難しいところですが・・・。

赤外線の影響がなかった場合だとしても私にとってはストロボのほうがコントラストをつけやすい、扱いやすいので便利です。

これは好みでもありますが・・・ただ定常光というのはストロボよりも暗い事が多いので感度を上げることになり少し画質が悪くなります。
結局はまだストロボのほうが使いやすいなー、と感じるんですよねぇ。

参考: プロカメラマンが使う照明器具あれこれ

iPhoneでの商品撮影、あなたはどう思いましたか?
これでも十分奇麗だと思いましたか?

私は思いませんw
ちなみにTBSドラマ「白夜行」ですが、凄く面白いですよ!


カテゴリー: EC・ネットショップ, iPhone, 撮影   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

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