撮影商品にテープ

先日某アパレルメーカーのサンプル商品を撮影したのですが、その商品(洋服・靴)にパーマセル(テープの類です)がひっついていました。

 

商品撮影をするのに必要不可欠なテープ類ですがたまに商品にテープをつけたままその商品を返却してしまう人がいます、もちろんこれはマナー違反ですし、そのままメーカーに返っていって担当者が発見すると相当怒られたりするわけです。

 

たいてい諸先輩方に厳しくしつけられ必ず「テープが残っていないか?」というチェックをするようになるのですが、そうでもない方が近頃多いなぁ。。と

 

こういうサンプル商品の撮影があると必ずくっついてるんですよねぇ、急いで撮影してくれと言われているのか全く関心がないのかわかりませんが、どちらにせよマナー違反でプロとしては恥ずべきことです。

 

フィルムからデジタルになり、飛躍的に撮影時間が短縮したと思いますがマナー等を軽んじてでも撮影時間を短縮するという方向に進んでいるのではないかと悲しくなります。 先日撮影した靴なんて4箇所もテープが残っていましたからねぇ・・・ちょっとありえないなぁ。

 

 

ちなみにテープ類ですが、我々カメラマンは用途ごとに色々なテープを使い分けます。

 

パーマセルテープでも白・黒・ベージュがあり、色が違うだけではなく硬さ等も違い撮影業務には必要不可欠です。 ちなみに一番固いベージュを僕は多様しますw

 

パーマセルテープはそこそこの値段がします、業務用なので当然といえばそうなのですが多用するものなので結構な金額になってしまいます。

別メーカから3割り程度安いものも一昨年ぐらいに発売されましたがイマイチでした、イマイチどころかテープとしての意味しかなさないので全くもって業務用とは言えない商品でがっかり。 全部やわらかすぎで使いづらい・・まぁコンセプトが違うのでしょうね。

 

他にもセロテープ・両面テープ・ガムテープ等々、ロケに出かけるときなんかは4,5本のテープを持参して行きます。 邪魔だけどなくてはならない時が結構あるもんです。

 

これも必要、あれも必要。 そんなことをやっているうちにカメラマンの荷物は膨らんでいくわけです、そんなこんなで車ほしいな~~。 運転嫌いだけどw

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撮影商品にテープ” に対して2件のコメントがあります。

  1. MASTER より:

    必需品の筆頭だよね。テープ類。
    助手時代はウエストポーチにカッターとハサミを入れ、ベルトに露出計とテープ類をつけていました。
    360度ぐるり、どこ回しても何か道具が。
    でも最近はスタジオで商品撮影しても、テープはおろかトレペ、ケント紙もほとんど消耗品を使わなくなりました。
    使わないのではなく、垂らすだけで済んだりしているので。
    デジタルになってから、一日にするカット数が増えたのが困ります。どう考えてもフィルム時代の倍以上。
    単価が下がっても、手間は一緒なのにね。

  2. よーすけ より:

    ウエストポーチですか! 懐かしいですねぇ僕も使ってましたw
    アシスタントの必需品ですよねぇ。
    僕も出来るだけ消耗品は使わないようにしてますねぇ・・・再利用ばっかりです。 まぁパーマセルは湯水のように使いますけどw
    一日のカット数は確かに増えていますねぇ・・・現像から簡単なレタッチまで全てやらないといけないのでやる事・手間はむしろ増えましたよね。
    まぁそういう時代なんだろうなぁと思ってきます、色んな事が新しいルールに変わっていくんだろうなぁと。
    Eコマース関係は特に感じます。

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