切抜きデータに新習慣「PNGで切抜きデータを効果的に!」
先日新しくご依頼頂いたネットショップの現状写真の見ていたところ、同じ写真なのに背景が白と薄いグレーの部分があって「おー、サムネイルと大きい写真とで背景変えてるのか。手間かかってるなぁ」なんて思っていたんですが。
よくよく見ていると白と薄いグレーではなくて、ページ全体が白から薄いグレーのグラデーションになっていた・・・・。
「もしかしてこのネットショップのデータ、PNG!?」
ということで詳しく見てみたところ、透過設定(αチャンネル)付きのPNGでした。
個人的には透過設定のPNGをネットショップで使っているのは初めて見たので、ちょっと驚きました。
まぁ、今まで見ていたとしても気づいてなかったりするのでしょうけどねぇ。
PNGの透過設定ってなんぞや
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まぁ、色々と難しい事もあるのですが簡単に言うと「透明になります」。
そのまんまですが・・・そういう事です。
さて、上記の表にはシャツの写真が6枚並んでおります。
上の3枚が通常よく使われるJPEGデータで、下の3枚が透過設定付きのPNGデータです。
透過されている状態がわかりやすいように表の背景を「赤・緑・青」に設定しています。
わざわざ3色用意したのはRGBにしたかっただけですw
さて、JPEGデータの場合は商品の周りが白くなっていますが、PNGだと背景が透明になっているのがわかるかと思います。
切抜き処理をした後でPNGで保存しておけば、後々背景を白ではなく青にしたいということにもそのまま使う事が出来て便利なのです。
もちろん、グラデーションを背景にする事も可能なのです!
〆
GIFというファイル形式でも透過は出来ましたが、再現出来る色の範囲が狭いので写真向きではありませんでした。
その点PNGは写真に耐えうる色再現が出来るので、商品写真にも使うことが出来ますね。
探してみた所、現状「透過設定付きのPNGで納品する業者」は無いようです。
切抜き処理などをする画像処理の会社でも同様でした、対応している会社が無いというよりかはPNGの存在があまり知られていないのでしょうね。
でも今後はJPEGだけでなくPNG、しかも透過設定付きのPNGという選択肢も増えていくのかもしれないなぁと思った次第です。
もちろん、透過設定付きのPNG切抜きデータの納品も対応してます。
ご利用の際にはご相談くださいw
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