切り抜きデータの今「印刷物で必要だったパスはもういらない」


切り抜きデータの今「印刷物で必要だったパスはもう必要ない」かもよ!

以前のエントリ「切抜きデータに新習慣「PNGで切抜きデータを効果的に!」でPNGを利用した切り抜きデータの利用方法についてお話させていただきました。
今回はそんな「切り抜きデータ」についてひとつ補足を付け加えたいと思います。

 

皆さんもご存知の通り、EC・ネットショプの商品写真の中には背景が真っ白になっている「切り抜き処理が施された写真」が使われています。

印刷物でも同じように切り抜き処理された写真はよく使われていましたが今とは少し違っていて、切り抜きされた写真とは「クリッピングパス付きのデータ」を使うのが基本とされてきました。

その名残か印刷物関係で仕事を長くされてきた方には「切り抜きデータにパスはつけてくれますか?」と聞かれる事が時折あります。

クリッピングパスを使う理由

DTP、つまりは印刷物にはクリッピングパスが必要不可欠だった時代があります。
その理由は印刷物を作る時に使うレイアウトソフトにありました。

レイアウトソフトではクリッピングパスで囲っている部分以外を非表示にするという機能があり、その状態で色付きの背景や写真同士を重ねるようにしてレイアウトしていました。

つまり印刷物でいう切り抜き処理された写真とは「レイアウト上重ねたりする」事を前提としているので、ただ背景を白にするだけではダメだったわけです。

逆に言うと後々レイアウトが変わることがないのなら必要ないわけですね。
EC・ネットショップの商品紹介ページに並ぶ写真には不要だという事がわかって頂けるのではないでしょうか。

参考:CrowdWorks「知っておこう!DTP初心者必見、写真の切り抜き手法」

今でも必要なのか?

さて、そんなちょっとした面倒な事を抱えていたDTPのレイアウトソフトですが、現在は必ずしもクリッピングパスが必要なわけでもないようです。

参考:InDesignの勉強部屋「様々な切り抜き方法」

単純に背景を消した写真を配置する事もできるみたいですね。
その場合は「背景が透明だという情報」を保持するファイル形式(psdとか)を使えばいいと。

PNGのエントリで紹介したようなアルファチャンネルも使えるようだし、クリッピングパスを選択する理由はどこにあるのだろう?

一昔前までは切り抜き処理はカメラマンがやる仕事ではなかったのであまり詳しくはないのですが、今でもクリッピングパスを使わなくてはならない理由っていうのはあるのでしょうか?

ちなみに、別にカメラマン皆が切り抜きをやるわけではないですよー。
切り抜き込みで仕事をふろうとすると嫌な顔をされるのが常ですw

切り抜き処理の今

さて、最近の背景を切り抜くのはどういう方法をとるのでしょうか。
会社・個人によってやり方は色々あるとは思いますが、背景部分を選択し消去する方法でしょう。

切り抜きたい部分を選択

まず、切り抜きたい部分を「自動選択ツール」等で選択します。
この時に必ずしも綺麗に選択できるわけではありません。

この写真でも右下にある金具に選択範囲が食い込んでいるので、このままでは商品の一部が消えてしまいますね・・。

マスクで選択範囲を調整する

そういう時にはマスクや選択範囲ツールを使って選択範囲を調整します。
今回はマスクとブラシを使って調整しました、商品の輪郭を綺麗に塗ってあげる感じですね。

参考:DESIGN TIPS「Photoshopのマスクの基本的な使い方」

選択範囲を削除

結果、こうやって選択範囲を削除することができました。
白とグレーの格子状になっている部分は「透明になっている」ということです。

この時多くは透明にするのではなく白で塗りつぶしますね。
後々背景の色を変えたいとか、レイアウト上透明にしておきたいという時には透明状態にしてあげます。

というわけで、印刷物のときとはちょっと違った切り抜きを行うようになった昨今ですが。
別に手抜きをしているわけではないのです、確かにかかる手間が少なくはなりましたがクリッピングパスである必要はなくなったというだけなんですね。

というのもある印刷会社の方が「あいつら自動選択で切り抜きしてくるんだよ。手抜きか!」と言っていた事を思い出したからですw
クオリティ上難があるのなら問題ですが、特に問題ないのでは?と思うわけですね。

それに自動選択で切り抜きがしやすいような撮影方法とかも技術としては色々あって、なかなか面白いんですよ。
いわゆるプロの技術ってやつですが・・。

それはまた、別の機会に。


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