あれなんか色おかしいぞ?「ライトボックスの劣化か?それとも・・」
俺の撮影方法はデフューザー越しに、傘もしくはそのまま直でストロボを当てる事が多かったのですが。
近頃ライトボックスを多様するようになりました。(写真上で光ってる奴ですねー)
以前より持ってはいたものの、 ロケとか時間の制限がありそうな時に持っていく事があったくらい。
ライトボックスって結構でかいので、天井が高い所じゃないと商品の上に置いてトップライトとして使うのは難しかったりする。
で、近頃毎週のように時計を撮影させていただいているので小さい商品のトップライトとして使うのに丁度いいと使い始め、他の撮影でも多様するようになりました。
スタンド1本で手軽に面光源が使えるので、光をグラデーションにする必要がない時はとっても便利。
なんか・・色おかしいな?と思ったら
で、使ってみてすぐ気がついたのが。
「アレ・・なんか色がおかしくなるな!?」ってとこ。
最初はライトボックスが原因だとはわからなかったので色々試した結果(結構時間かかったよ・・)、このライトボックスの光が「黄色い」事が発覚。
今まではライトボックス1灯とレフ板で済ませる撮影にしか使っていなかったので気づかなかったが、複数のライトを使う「多灯ライティング」に使ってみたら気がついた。
これはなかなか・・・扱いづらいぜー・・。
ライトボックスが黄色い理由は「デフューザー」だった
1枚目がライトボックスを使って撮影した写真。
そして二枚目はライトに何も付けない直うち状態。
共にWBを5000Kで撮影。
明らかに1枚めが黄色い・・しかも若干グリーン。
じゃあ全面についているデフューザーを外してみたら?と思って撮影していみると。
うん、大丈夫だね。つまりは・・。
デフューザーが黄色い光になる原因だったわけです。
黄色くなったデフューザーを買い換える?
黄色いなー、なんでだろう?
長年使っているとトレペとか黄色くなっていくし、もしかしたらデフューザーをそうなのかもしれない!って事で新品のデフューザーを購入。
さて・・・テスト撮影だ!
やっぱり黄色いじゃああああああん。
なんだよ、そういうモノだったんかい!
ちょっとはマシになったけど、損したなぁ。
というわけで「SDのライトボックスは他の光と混ぜるな危険!」ってことで自分の中では完結しました。
で、結局落ち着いた先は
そして落ち着いた先は純正のデフューザーを使わずに、トレペを貼るってこと。
これなら色は変わらない、でもなんか・・面倒だなぁ。
このライトボックスは組立簡単って所がウリなのに、イマイチですねー。
〆
ちなみにですが、ライトボックスというのは組立が結構面倒な機材の一つです。
骨組み通したりアダプタみたいなのをつけたり・・・頑丈でムラのない光を作れるようなライトボックスは結構面倒。(しかもなかなかの高額!)
そこで俺が持っているSDのソフトライトBOXは傘を広げるように組み立てられて後は全面にデフューザーを付けるだけ、の簡単設計で人気です。
(近頃の蛍光灯を使った照明器具のついてるライトボックスは同じようなものも多いです)
簡単なのですが商品の真上に奥にはちょっと怖い・・・ということで抜け落ちても大丈夫なようにワイヤーとカラビナで固定しています。
便利な物には欠点も付きものですが、それを補うのも知恵ですよねー。
といっても「もしかしたら商品の上に落ちてしまうかも!?」と考えるのはプロならではだったりするかもしれませんが・・。
高い商品を壊すわけにはいかんのです!w