シャツを色々な方法で撮ってみた「料金プランごとの違いもご説明します!」

シャツを色々な方法で撮ってみた

 

今回はシャツというか服の撮影方法についてです。
以前シャツの撮り方3種類みたいな感じのブログも書いたのですが、今回は料金プランごとの違いと撮影方法によって色々な表現方法があることをご紹介しようと思います。

とくにトルソー・マネキン撮影は料金プランのAとBでは「どう違うの?」という質問をよく受けますので解説させていただきたいと思います!

トルソー・マネキン撮影の「料金プランAとB」

マネキン撮影でそれぞれ料金プランはそれぞれ

  • 料金プランA
    「とにかく安く! とりあえずカメラマンを使ってみたい」という方向け
  • 料金プランB
    「商品の良さをわかってほしい!高くても質感重視で撮影を」という方向け

となっております。

簡単に言ってしまうと安さ重視のプランA、質重視のプランBです。
特にプランAは背景の切抜き処理をせずに真っ白(R255G255B255)にすることができるのでトータルでみるととても安い料金になっていると思います。(ボトムスは足元が若干残ります)

ただ、私のお勧めは言うまでもなくプランBです。
その理由を写真を使って説明をしていきたいと思います。

高い料金の意味があるかどうか・・・是非御覧ください!

※トルソー・マネキン撮影は料金プランBに統一となりました、背景を真っ白にする撮影方法がご希望でしたらご利用時にお伝え下さい

トルソー撮影で料金プランAとBを比べてみる

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画像にも書いてあるとおり、左が料金プランAで右がプランBです。

Aの場合は最初から背景が真っ白(R255G255B255)状態で撮影ができるので切抜き処理は必要ありません。

Bは背景を真っ白で撮影することができません。
なのでこの画像は切抜き処理をほどこしてあります。

比べてみていかがでしょうか。

Aはほうが淡い雰囲気で立体感が乏しい仕上がりになっています。
逆にBは発色が良く、立体感・素材感ともにAと比べるとよく表現ができているのではないでしょうか。

白い商品だとより差がでてしまう

白い商品を撮影してみると

白い商品だとより顕著に違いが現れます。

Aはくすんだ印象をもたれるのではないでしょうか。
白い商品の撮影では色の濃い商品よりも「より明暗差をつけて撮影」をするようにしています、そうしてあげないと立体感が乏しくなってしまうのです!

商品の色や形状によってライトの強弱を調整して撮影をするのが料金プランBとなっています。

商品の形は商品の良さを伝えるのに重要?

変わりまして商品の形を整えることの重要性についてです!

時計などの形が変らない商品と比べ、シャツなどの布製品はただ置くだけではなく形を自由に変えることができるので表現の幅が広い商品です。(そして難しい!)

商品の形で表現できる

この写真は同じ平置き撮影ですが少し雰囲気が違って見えるのではないでしょうか。

左は素直においてみました。
腕も自然に下に垂れるように。

右については腕に動きをつけて、全体に少し強めに皺を入れています。
皺を入れたついでにウエストも少ししぼってみました。
腕と脇の間にスペースを作ったので左の写真よりもシルエットがよりわかりやすくなったでしょうか?

正直左と右ではどちらが正解というものではなく、好み次第です。
撮影をご依頼いただいているお客様で左を好まれる方もいますし右を好まれる方もいます。

商品の形で表現豊かなのは「平置き撮影」

ハンガー・トルソー・平置き撮影を並べると

左からハンガー掛け撮影・トルソー撮影・平置き撮影です。

商品の形を自由に変えられるのはやはり平置き撮影ですね。
マネキン・トルソー撮影でもウエストを絞れたり腕を動かすことができますが平置き撮影ほどの自由はありません。

ハンガー掛けについてはボタンを開けるか閉めるかくらいでしょうか。

ちなみにモデル撮影はもっと多彩ですね。
ポージングで動きをつけられるのはもちろんですが、商品を身につけるモデルやコーディネイトによっても結構雰囲気が変わってきます!

以上が「マネキン・トルソー撮影の料金プランAとBの違い」と「撮影方法によって可能な表現」でした。
料金プランや撮影方法選択の参考にしていただけると幸いです!

また何かご質問などございましたら問合せフォームやメール、もしくは各種SNSにてご質問いただければと思います。

 

にしてもうちのトルソー、俺のシャツがぴったりとサイズだな・・・

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