PhotoshopCCでドロップレットが動かなくなった人へ
皆さん、Photoshopの便利な機能でアクションというものがあるのはご存知ですか?
アクションというのは一連の作業を記憶させておいて、必要なときに再利用する機能です。
例えば「画像データの明るさの調整・サイズ小さくする・輪郭をハッキリさせる・上書き保存」というようなものを記録させておくことが出来る、と~っても便利な機能です。
その便利なアクションをドラッグ・アンド・ドロップで実行することが出来るのがドロップレットです。
いつも使うようなアクションはこうやってデスクトップ上に置いておき、フォルダをドラッグ・アンド・ドロップするだけでフォルダ内の全てのデータにアクションが実行されます。
これがとてつもなく便利なんですよね。
納品前のデータは結構大きなサイズで撮影・画像処理をしているので、そのリサイズをドロップレットにしてあります。
画像を縮小するだけでなく輪郭強調とかも混ぜてあるのでかならず納品前に使うわけです。
参考リンク(外部サイト):効率アップ!Photoshopのアクション&ドロップレット作成で、大量のPSDファイルを一気にJPG保存!
ドロップレットが動かなくなった日・・・
さて、前置きが長くなりましたが最近ドロップレットが動かなくなりました。
とても面倒なので直したいと調べたわけですが全く対処方法がわからなくてイライラしていたんですよねぇ。
Windowsでドロップレットが動かなくなったときの対処方法というと「ユーザーアカウント」と「特権レベル」を変更することが有名なのですが、それでは直らなかったのです。
参考リンク(外部サイト):Photoshop Help / Windows 7 でドロップレットが動作しない
動かなくなった原因は多分PhotoshopCC2015
AdobeCCに変更になりPhotoshopも何回かアップデートしました、で最近アップデートしたのがPhotoshopCC2015。
これにアップデートしてからいきなりドロップレットが使えなくなったんですよねぇ。
対処法は以前のPhotoshopをアンインストール
対処法は簡単、昔のPhotoshopをアンインストールするだけ。
うちの場合はCS5がまだインストールしてあったので削除したら普通に動きました。
AdobeCCになってから複数バージョンのPhotoshopが同時に起動することができなくなってしまったのは昔から使っている方だと知っているとは思いますが、それが原因になっているような気がします。
後遺症のようなものが残った
ドロップレットが使えるようになったのはいいものの、Bridgeでファイルが開けなくなってしまった・・。
なんだこの呪いは!
「Photoshopが無い」みたいなエラーだったのでアンインストールしたバージョン(CS5)で開こうとしているのだろう。
というわけでファイルの関連付けをCCに変えてみた。
「Photoshop」と「Adobe Photoshop CC 2015 16.0」になっているが、後者が自分で設定したもの。
前者は多分CS5を参照しようとしているのだろう・・。(必要な拡張子しか直していないw)
よく見たらBridge以外でもWindows(エクスプローラー)上からもファイルの関連付けがなくなってしまっていた。
こちらも関連付けをやりなおしてあげて解決できる。
と、いうわけで。
PhotoshopCCのアップデートをして変な不具合が起こったら昔のバージョン(具体的にはCS6以前)をアンインストールしてみると直るかもしれない、というお話でした。
JSXのエディタが無くなっとるーっ!
ホッとしたのもつかの間、PhotoshopについていたJSXファイル用のエディタが開けない!
(Photoshopはプログラムで動かすことができて、そのファイルがJSXファイル)
今まで使っていたエディタはCS5のものだったようだ・・。
そしてCCでは別ソフト(Extendscript Toolkit CCというソフト)となっていて追加でインストールしなくてはいけないらしい。
面倒だ、面倒だよAdobeCC!
〆
久しぶりの更新が同業者向けのTIPSになってしまってちょっと反省しています・・w
近々背景素材とかをまとめるのでその時にでもまた更新できればと思ってます。
それではまた!
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