GoogleReaderの撤退とRSSの今後

GoogleReaderキャプチャ

先日GoogleReaderがサービス終了を発表。
参考:「Google Readerはなぜ終了? 元責任者が理由を推測 

俺、絶句。
(ノ(Д)`°)いいいやああだああああああああ。

ネット上ではとても大きなニュースになって、2・3日Twitter等のSNSで大きな話題となりブログでも考察やまとめが取り上げられましたよね。

以前「ブログ等の新着チェック、あなたはどうしてる?」でも取り上げた通りRSSが大好きで、RSSリーダーとしてGoogleReaderを毎日のように使っているヘビーユーザーでした。
なので、正直他人ごとではない!

嗚呼・・・不便になるなぁ。と
そんなこんなで業界に激震が走る中、考察やまとめそして企業の動きを生暖かい目で見守っていました。

RSSは終了なのか?

そこで色々と記事をまとめていこうかなと思っていましたが、さすがネット既にいますね。
まぁ、ある程度まとまるまで待ってたのが正直な所ですがw

というわけでまとまっているものをご紹介。
山本一郎「Google Reader終了の件、RSSはそろそろ終わりなんでしょうか?」

ネットでの議論では「RSSは終わる」「RSSはオワコンだ」という論調があるようで、それに大して「RSSはサイトの更新情報を拾ってくるだけのものじゃないよ」という記事がこちら。
ITmedia「Google Readerが終わっても、RSSは終わらない」――伊藤直也さんに聞く 

個人的にはサイトの更新情報を拾ってくるというだけでも存在意義は十分だと思うのだけれど・・・皆いちいちサイト見に行くとか未だにやってるの?
それともTwitterに更新情報を呟いてくれるのを待っているのか、そもそもそんなに興味ないのかw 

業界の動き、新たなサービス、そして継続するサービス

個人的に気になるのがRSSの今後。
新たなサービスや継続するサービス、受け皿になるサービス、いくつかあるのでメモ書き程度に載せていきます。

Google Readerの人気クライアントアプリ「Reeder」

Reederアプリ ツイート

GoogleReaderのサービスを使ったアプリで有名なReederはそのまま継続。
他の連携サービスを追加するのか、独立してフィードを管理するサービスに育っていくのかは不明ですが「Don't worry」だそうです。

でもね、俺が使ってるアプリはSylfeed(リンク切れ)だから関係ないんだわ・・・。
有料アプリが無駄になるのは悲しいなー、どう対応するのだろうか。

GoogleReaderから新たなサービスへお引越し

GoogleReader終了の悲報を聞きつけたYahoo!が早速ユーザー獲得に名乗りをあげる。
終了告知の当日に名乗りを上げ2日後にはリリース、という素晴らしい動きを見せたYahoo・・・ユーザーはどれだけ増えたのだろうか。

引越しの特設サイトは、某有名塾講師の文言を引用したふざけた見た目になっているので見てみるのも一興かと。
「MyYahoo!へ簡単引越ししよう!」 

関係ないけどこの文言かなり見るようになりましたね。 嫌いです☆

ちなみにlivedoor RSSリーダー(リンク切れ)もどうようの引越しが可能です。
「GoogleReaderからのデータ移行」 

なんて業務連絡的なページ・・・・だってヘルプだし。
ユーザー獲得なんてどうでも良さそうなところがステキです。

まぁ、それはそうと。
RSSリーダーとしてきちんとしたコンテンツになっているのはlivedoorの方だと思うなー。

話題性はYahooが圧倒的で今後期待はするけど。

今一番期待されているRSSリーダーサービス「Feedly」

CNET Japan「RSSアプリの「Feedly」、「Google Reader」終了発表で50万人以上の新規ユーザーを獲得

2日間で新規50万ユーザーですって・・・凄いもんだ。
まぁかく言う俺もその中の一人なわけで、 かなり期待しているサービスであります。

期待しているのはFeedlyが提供を予定している「Normandy」というプロジェクト。
どんなものかというと互換サーバを展開しエクスポート・インポートをせずにそのまま使用出来るようになる、と。
GIGAZINE「「Google Reader」亡き後、どれに乗り換えるべきかTwitterで投票するサイト「ReplaceReader」

その上今までGoogleReaderのサービスを利用していたアプリもそのまま使えるようになる、予定なのだそうな。
これなら今つかっているiPhoneアプリのSylfeedもそのまま使える!

GoogleReaderの良かったところ

個人的にはRSSフィードが読み込める事が良かったというわけではないのですね。
一番ユーザー数が多いRSSリーダーで有料・無料にかぎらず色んなアプリが選択出来ることがとても便利だったわけです。

このサービスに群がるアプリがGoogleReader自体をとても便利にさせてくれていたと思っています。
GoogleReader自体はRSSフィードの登録とフォルダ分けの管理程度にしか使っていなかったし・・。

というわけで、個人的にはFeedlyのNormandyプロジェクトが50万人分一推しといった感じ。
多分アプリ開発者としてもこれが一番幸せになれると思うw 

「RSSはオワコン」確かにRSSで更新情報を取得するという事という点では確かに使うユーザーが減っていると感じます。
そもそもRSSを提供していないブログも多くなってきていてとても不便で・・・個人的には凄く不便で見に行く事がなくなってしまうのですが・・。

そんな中ここ数年はキュレーションサービスがどんどん増えて活用されているように感じます。
最近話題になったGunosyなんて今とても熱いですよね。

SNSだってフォロワーがお勧めしてくれるキュレーションサービスみたいなもんだと個人的には思っていて、つまりは情報に対してとっても受け身だよねーって事なのですが。

情報を与えられるだけ満足している人にとってはあまり関心の無いGoogleReaderの終了告知でしたが、情報を色んな所からガツガツ収集したいという人にとってもインパクトのあるニュースだったのです。

NormandyはGoogleReader終了までに間に合うのか。
乞うご期待。

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