Amazonマーケットプレイス「写真掲載基準がある、が・・・・」
皆さん、Amazonで買い物してますか?
そのAmazonで買った商品、もしかしたらAmazonが出品している商品ではなかったかもしれません。
Amazonマーケットプレイス
Amazonは書籍のみならずありとあらゆる商品を扱うネットショップですが、Amazonが商品を販売しているだけでなく「個人や企業が商品を販売できる」ECモールのようなサービスも提供しています。
それが「Amazonマーケットプレイス」です。
Amazonマーケットプレイスへようこそ!
楽天やYahooと同じように商品を販売することが出来るわけですが、そんな中で「Amazonが販売しているか否かということが一見するとわからない」という所が個人的にとても面白いなと思っています。
一見すると自分が出品した商品を「Amazonが販売しているように見える」わけです。
Amazon自体が販売・発送している商品と、Amazonマーケットプレイス(その他企業や個人)で販売されている商品との見分けがほとんどつかないんですね。
上の画像は商品一覧のページのキャプチャを切り抜いたものです。
左右ともに同じDeLonghiのエスプレットメーカーですが、片方がAmazon自体が販売そしてもう片方がマーケットプレイスで別会社が出品をしています。
記述内容が若干違うものの、販売会社が書いてあるわけではないので商品一覧ページではAmazonなのかマーケットプレイスなのかは全くわからないようになっているようです。
さて、このリンクで実際のページにいっていただくとわかりますが左がAmazonで右がマーケットプレイス出品です。
商品ページを見てみても一見するとわかりませんねー。
わからないで買い物をしている方も多いのではないでしょうか?
(買う方としてはわかる必要もないので)
にしても、DeLonghiはデザインが素敵だなー。
これ欲しいんですw
商品写真の掲載基準
一覧ページや商品ページの詳細などに使われる商品写真には一定の掲載基準が儲けられているようです。
最近Amazonマーケットプレイスに出品予定の商品の撮影をご依頼していただく事があります。
お客様から納品データの注意点をご指示いただくのですが、 最近そういう案件が増えてきたので自分でも実際に商品画像の基準を見てみることにしました。
Amazonヘルプ:画像の登録
見たところメイン画像がとても重要なようで項目がかなり多くありました。
メイン画像の基準
- 商品を正確に表示し、かつ販売商品のみを表示してください。コーディネート品は省くか最小限にしてください。
- カラーモード:RGB
- メイン画像の背景は純粋な白を使用してください。純粋な白とは、RGB値が (255, 255, 255) で、Amazon.co.jp の商品検索画面や商品詳細ページによく調和します。
- メイン画像に、グラフィックやイラストを使用することはできません。商品に同梱されないアクセサリー類、購入者に誤解を与えるようなコーディネート品、商品の一部ではない文字、ロゴ、透かし、挿入画像も使用できません。
- 画像全体の85%以上を商品が占める必要があります。
- 最小: 縦または横のどちらか長い側面が500ピクセル
- 最大: 縦または横のどちらか長い側面が2100ピクセル
- 基準に沿った画像のご使用を強く推奨いたします。
- 商品詳細ページ上でズーム機能を実現するためには、画像の最長辺のいずれかが1000ピクセル以上必要です。※服&ファッション小物・シューズ&バッグの場合は、ズーム機能の精度をより高める為に、1280ピクセル以上を推奨します。
- フォーマット:JPEG (.jpg), GIF (.gif), PNG(.png) フォーマットが使用できます。(サイズが小さいので、処理やアップロードが高速なJPEG 形式を推奨します。)
サブ画像の基準
- メイン画像をサブ画像で補足説明することをお勧めします。サブ画像では、メイン画像では写っていない側面、使用方法、詳細などを表示してください。
- 白の背景を推奨しますが、必須ではありません。
サブ画像、あっさり過ぎw
というよりも、画像サイズとかフォーマットとかはサブ画像でも共通なんじゃないでしょうね。
「Amazonヘルプ:画像の登録」の冒頭ではメインとサブを区別していないけど・・どうなんだろう?
そもそもメイン画像とサブ画像ってなんですの?
まず商品の一覧ページ。
こちらでもメイン画像が使われます。
検索などをすると商品が一覧となって表示さるわけですが、その時使われる画像がそれぞれ商品のメイン画像となります。
そして商品をクリックした時に表示される商品の詳細ページ。
こちらではメイン画像が大きく表示され、サブ画像が小さく並びます。
サブ画像をクリックすることで大きく表示されるのが普通です。
こちらの商品、撮影させていただいています。
最近サバゲー用品を何度か撮影させていただきましたw
というわけで
メイン画像は「商品一覧ページに表示される」「詳細ページを開いて最初に大きく表示されている」画像で、サブ画像は「その他」ということでOK!
色々なECシステムがりますがこの方式は多いですね。
システムによっては一覧ページに表示する画像を選べるものもあります、Amazonマーケットプレイスも実はそうかもしれません。
画像の掲載基準「共通項目」
さきほどメイン・サブ画像で共通になっている基準についてですが。
多分以下のような感じです。
- カラーモードRGB
- サイズ 長辺500~2100pxまで (ズーム機能を使うなら1000px以上)
- 画像形式 JPEG・GIF・PNG
カラーモードにCMYKなんて使う人はほぼいないだろうから実質「サイズ」と「画像形式」だけですかね。
画像掲載基準「メイン画像のみの項目」
メイン画像の掲載基準は
- 画像背景が純粋な白
- 販売商品のみが写っている写真
- 商品の大きさが画像全体の85%、つまり余白は15%
- グラフィック・イラストの使用禁止
- 文字・ロゴ入れ禁止
と、他のECモールでは特に問題にならない部分が禁止されていたりします。
これ見てると
「商品の一覧はAmazonの外観を損なわないようにしてね!
でも詳細ページについてはある程度やりたい事やっていいよ」
と言われてるみたいだよね。
掲載基準を守っていない出品者も・・
掲載基準を守っていない出品者もちらほら・・。
広めのリビング?文字入れ禁止ですよーー!
イメージ写真もダメダメ~!
ロゴ入れも駄目!
送料無料も伝えたい事だけど、ダメ!
去年くらいに見た時は結構あったと記憶してるんですが、いつの間にかかなり少なくなっているので定期的に違反出品は削除しているのでしょうね。
監視も大変だなぁ・・。
ちなみに「Amazonヘルプ:画像の登録」の冒頭ではメイン・サブの区別なく文字入れ等禁止とされていますが、サブ画像については使っても良さそうです。
後は「メイン画像の背景色を純粋な白(#FFFFFF)にしなくてはいけない」というのはとりあえず無彩色であまりに濃いグレーでなければ大丈夫そうですね。
結構みかけるし、消されてもいないようです。
こういう商品を目立たせたりわかりやすくするために行う文字入れ等は楽天やYahoo!では当たり前にやっていることなので、うっかりAmazonでも同じ販売の仕方をしてしまうと消されてしまうので気をつけましょう!
〆最近のAmazonニュース
ITmediaニュース:Amazon、ドローンでの配送サービス「Prime Air」構想を発表
ドローンっていうのは無人の小型飛行機なんですが、そのうちAmazonのドローンが空を飛び交って商品を届けてくれるようになるかもなんて思うとワクワクしますよねー。
WIRED:iPhoneで撮ってその場で買える、アマゾンアプリの新機能「Flow」
これまだ使えないんですが、早く使ってみたい。
ShoppingTribe:Amazon、販売事業者向け融資サービス「Amazon レンディング」を提供開始
Amazonマーケットプレイスで出品している個人・会社向けの融資サービスを始めるんだそう・・・凄いね。