防げ!写り込み 創れ!グラデーション「鏡の撮り方」


鏡の撮り方

鏡やスマートフォン・タブレットなどのディスプレイを撮影するときに気をつけることがあります。
それは「写り込み」です。

鏡やディスプレイなどの反射素材はどうしても周りのものが写り込んでしまいます。
それをしかたないと放置するのではなく、不要なものが写り込んでしまうのをどうやって防いでいくのかをご紹介しようと思います!

鏡・ディスプレイの基本的な撮影方法

鏡を普通に撮ってしまうと・・

真正面で撮影するのではなく、カメラが写り込まないように斜めに振って撮影をするのが基本です。

撮ってみると、天井が写り込んでしまっていました。
これだとさすがに恥ずかしい・・。

斜めにしたところでその方向のものが写り込むのは変わりません、ではどうしたらいいのか。

レフ板を写り込ませる

鏡の撮影、レフ板を写り込ませる

鏡に写り込んでいるものがある方向にレフ板を置きます。
つまりレフ板を鏡に写り込ませるわけです、これで不要なものがゴチャゴチャと写り込んでしまうことを防ぎます。

白ではなく他の色でもかまいませんが白が無難でしょうね。

撮影風景

撮影方法はこんな感じです。
商品の大きさにより写り込ませるレフ板の大きさが変ります。

今回撮影した鏡が幅50cmほどある大きめのサイズだったので背景紙をレフ板として使いました。
(背景紙が歪んでいるのでイマイチ写り込みが綺麗ではありません・・)

大きい商品だとより広い撮影スペースが必要になります。

少し上級者を目指す

白いレフ板を写り込ませることで不要なものが写り込むことを回避できました。
商品写真としては成り立っていると思いますが、ここでワンランク上の商品写真を目指してみましょう。

「白いだけでは鏡に見えない」そう思った先人たちは鏡の中にグラデーションを写り込ませることで鏡を表現するようになりました。

鏡の撮影グラデーションを写り込ませる

こういう写真、家具のカタログなどでよく見かけるのではないでしょうか。
グラデーションを写り込ませると奥行きがでますね。

撮影風景

撮影方法は主に二通りあります。

でかいトレーシングペーパー(できればアートレ)にライトでグラデーションを作ってそれを写り込ませる 透過光タイプ。
そして、でかいレフ板や壁などにグラデーションを作って写り込ませる 反射光タイプ。

グラデーションを作りやすいのは透過光タイプです。
「上の撮影風景はこちらのタイプです。

アートレが必要になりますがお勧めです。

グラデーションの作例
グラデーションを入れる撮影のサンプル

それでも真正面で撮りたいあなたへ

写り込んでしまうのはわかった、それでも真正面で商品を見せたい!
そんな場合でも一応方法があります。

といってもカメラが写らないようにすることは物理的にできないので、画像処理を施すことになります。
画像処理を施すことを前提に撮影をするわけですが、その場合はできるだけ余計なものを写り込ませないように撮影をします。

鏡を真正面で撮影する

このようにカメラのレンズのみが写っている状態にして撮影をします。
この状態なら画像処理でレンズを消すことはそれほど難しくはありません。

(重ねていいますが背景紙がボコボコに歪んでいるので写り込みが綺麗ではありません・・)

撮影風景

撮影風景です。
レフ板などにレンズの覗き穴を作って撮影をします。

今回使った鏡は結構大きな商品だったのでかなり無理をして撮影をしています。

完全にレフ板などで覆ってしまわないといけないのでレフ板は相当大きくないといけません。
今回使った背景紙は幅が150cm程度のものでしたが足りませんでしたね、倍くらいは幅がほしいところです。

広角で撮影することになってしまい商品が歪んでしまったり、ライトが入れづらいなどあまりよくない結果になりました。
イマイチですよねw

こういった穴あきレフ板のような既成品もあります、小さいサイズのものだったらこれで十分対応可能です。

応用 ディスプレイを正面で撮影・画面を合成する

スマホ・タブレットやディスプレイなどに関しては「画面が表示されている状態で撮影をしたい」という場面があります。

画面の明るさに合わせてライティングを作り撮影できることも多くありますが、画面に艶がある商品を真正面で撮影してしまうとカメラが写り込んでしまうことも少なくありません。

その場合も画像処理で対応します。

タブレットの真正面撮影と画像合成

先程説明したようにレンズの覗き穴だけが写るように撮影をします。

次に、ディスプレイ部分に任意の画像をはめ込みます。
これで完成でも良いのですが、ここで一つ手間を加えましょう。

端末全体にグラデーションをかける

タブレット画像処理、グラデーションプラス

端末全体にグラデーションをかけます、そうすると「いかにも上にレイヤーを重ねた感じ」を緩和することができます。
ただ画像をはめ込んだだけのものよりも一体感がでましたよね。

わかりやすくするためにちょっと強めにグラデーションをかけていますが、実際はほんの少しだけで効果があると思います。

こんなやり方もある

タブレットの撮影、グラデーション入れた上で黒を入れる

ディスプレイの撮影のときにグラデーションを作った上で、黒いラインを入れるという撮影方法があります。

カメラマンの技術としては一般的で、案外結構見かけるのではないでしょうか。
ですが実際に立会撮影時に提案するとクライアントには「?」という反応をされます。

こういう撮影は艶がある・鏡面仕様であるということを表現したい時に使わけですが、見ている方としてはあまり理解していないのかもしれないですね。
それなりに手間がかかるのでわざわざ提案しなくなりましたw

さて、いかがでしたでしょうか。

ちなみにですが、こういった周りが写り込んでしまう商品の撮影では基本斜めで撮影をします。
正面のカットが必要な時は事前にお伝え下さい!


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