「自分・自社で商品写真の撮影」は本当に経費削減になるのか?

例えば「100着の服を撮影する」場合。

私の最安プランでは詳細カット込みで1着700円、着数が多い場合は割引対象になるので合計54,075円(税込)です。
(詳しくは撮影料金紹介撮影料金シミュレーションを御覧ください)

自分で撮影する場合のかかる経費は?

自分・自社で服を撮影する場合、少なくともかかる経費は・・

  • カメラ 10,000円 (中古で激安物を!)
  • 照明 2セット(スタンド付きの安いもの) 60,000円
  • 背景紙 4,000円
  • 背景紙用スタンド類 10,000円
  • 画像加工ソフト(Photoshop Elements) 10,000円 (必要最低限の安いソフト)

合計すると、94,000円。

ちなみにプロカメラマンが使う照明器具とは違い、金額が安い定常光のもので計算しています。
照明機材に関してはこちらのブログを見て頂けるとちょっとは参考になると思います。
プロカメラマンが使う照明器具あれこれ

その他かかる経費

上記の機材で、商品撮影に使うものを最低限用意することができました。
ですが、どういう撮影をするかによって用意しなくてはならないものもあります。

マネキン撮影をしたい場合は当たり前ですがマネキンを、モデルだったらモデルを用意する必要があります。

ファッション雑貨・小物類、例えばバッグやシューズ等を撮影する場合には撮影台も必要でしょう・・・。

自分で商品撮影をする事が本当に経費削減になるのか

先ほど商品撮影をするためにかかる経費を計算しました、結果は10万円弱でしたね。
10万円弱というと、私の料金プランでは最大200着撮影できる計算になります。

200着以上を自分で撮影すれば、とりあえず元を取った事になる計算ですね。

「人件費が0円」なわけはない・・

自分で撮影をしようと考えている方は人件費を度外視しがちです・・・。
新たなショップをオープンする場合や、単価が安い商品を扱う場合、そんな時は出来るだけ初期投資を抑えたいという気持ちはよくわかります。

でも、自分で撮影するから人件費がかからない? そんなわけないですよね。
自分の作業時間だって経費ですよ。

  • カメラの使い方
  • 照明のあて方
  • 画像データ・写真の扱い方や知識
  • 切り抜き・画像処理をするのであればソフトの使い方
  • そして、200着の商品を撮影する時間

どれだけ時間を費やすのでしょうか。

正直「単価が数百円の商品」であったり「趣味や副業としてEC・ネットショップをやりたい」という方でない限り「経費削減にならない」と思います。

「写っていればいい」というのだったらいくらでも手を抜ける部分ですが、ユーザーはそんなに馬鹿ではありません。

商品写真が全くどんな商品かわからないようなものだったら買ってくれない。
その上ショップ全体に不信感すら抱きます。

「このショップで買って本当に届くのかな・・・?」と思わせてしまったら終わりです。
今後ショップの名前を見ただけで商品を見てもらえなくなってしまうことでしょう・・・。

 

ショップによって撮影方法や、商品撮影にかけられる金額も様々だと思います。
私が紹介している撮影プランは1例として考えて頂いて「こういう撮影できない?」や「料金プランはこういうのがいいんだけど・・・」など、気軽にご質問ください。

撮影機材を揃える前に、まずはお問い合わせを!

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「自分・自社で商品写真の撮影」は本当に経費削減になるのか?” に対して5件のコメントがあります。

  1. たけお より:

    もうさ、面倒だから自分で商品買ってきて、好きなように写真撮って、好きなサイト運営すのはどうなの?

  2. 鈴木 遥介 より:

    面白そうでやりたいなと思ってるんだけど、別に売りたいものが今のところ無いかなぁ。
    というよりも今生活するのが大変で・・・w

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